カクノ(KAKUNO)とライティブ(LIGHTIVE)の比較
記事公開日:2021年12月4日 公開記事を一部別記事にしました
カクノ(KAKUNO)とカクノ(KAKUNO)とライティブ(LIGHTIVE)の比較です。
数字で見る比較
”サイズ”・”重量”(※)、”形状” は当然ですが異なります。
機能面で大きな違いは下記表の通りです。中央(赤い文字)がライティブのものです。カクノはキャップに空気穴があるためペン先が非常に乾燥しやすいです。
ライティブ | カクノ | |
クリップの あり/なし | あり | なし |
キャップの 空気穴 | 空気穴なし (新仕様インナーキャップ) | 空気穴あり |
計測箇所 | サイズ (ライティブ) | サイズ (カクノ) |
全長 | 142mm | 132mm |
キャップをはずした長さ | 128mm | 129mm |
キャップポストした時の 長さ | 162mm | 160mm |
キャップのみの長さ | 58mm | 57mm |
胴軸最大径 | 12.4mm | 12.4mm |
キャップ最大径(※ 1) | 13.5mm | 14.0mm |
※ 1:クリップは除く
計量パーツ | 重量 (ライティブ) | 重量 (カクノ) |
全体(※ 2) | 12.5g | 11.2g |
軸部のみ | 6.8g | 7.5g |
キャップのみ | 5.7g | 3.7g |
※ 2:カートリッジ、コンバーターを含まず。カラーによって 0.数g レベルで差があります。測定したのはアクティブイエロー。
外観の比較
外観の大きな違いといえばクリップの有無。インナーキャップの仕組みも異なります。
上がカクノ、下がライティブ。クリップはありがたいです。
ペン先はニブは刻印が異なるものの形状は同じ。
左がカクノ、右がライティブです。パイロット社製の万年筆を価格で安い順から並べると カクノ < ライティブ < プレラ < コクーン の順となります。
しかし、価格は違えど同じペン先、ペン芯が搭載されています。ペン先表面のレーザー印刷の違い、軸のは異なりますがペン先自体は同じです。
軸のバランスが異なるので「書き味」という意味では人によって感じ方が変わります。「絶対にコレがいい!」ということを言い切れないのが万年筆の奥深さ、楽しみ方になります。
ペン芯。
こちらも左がカクノ、右がライティブ。ペン芯も同じもの。
※ : ライティブは赤インクで使用中なので色が付いています