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ワンチャー プリモ万年筆[PRIMO]|レビュー(ワンチャー[Wancher]|万年筆)

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記事公開日:2023年6月25日

ペン先(※): JOWO 固定なし
※ : JOWO社製のペン先で接着剤等で固定はされておらず外すことが可能

ワンチャー[Wancher] プリモ万年筆、チタン軸の万年筆 です。
少し前にインターネットで購入しました。

ワンチャー製の樹脂軸万年筆(禅シリーズ)は以前お迎えしたことがありました。
最近、個人的に金属軸ブームが来ており、チタン軸に興味を惹かれお迎えしました。

ワンチャー[Wancher] プリモ万年筆

ワンチャー[Wancher]プリモ万年筆。
カートリッジ/コンバーター両用式。規格は欧州規格(ヨーロッパ規格)です。

ワンチャー[Wancher]とは?

大分県にある日本の企業。
2011年創業と万年筆業界では新生ブランドではあるが、漆(輪島塗、会津塗 等)、蒔絵、エボナイトなど伝統的な技を取り入れ、日本三大万年筆メーカーにはない、特徴のある万年筆を数多く世に送り出している。

以前は ”世界樹シリーズ” という木軸の万年筆も多くあったのですが、現在(2023年6月 時点)は公式サイトの掲載はなくなってしまったようですが、楽天市場にはいくつかあるようです。

公式サイトはこちら
楽天市場はこちら

作り

先端から後方まで同じ太さ。

すべて金属

上の画像のペン先は交換しています。

プリモ万年筆 の軸には チタンとアルミニウム(キャップの先端、首軸、尻軸の一部)が使用されています。

チタン表面に陽極酸化法によって酸化皮膜(無色透明)を形成する特殊なチタンカラー処理です。 チタン表面に薄い酸化皮膜を生成させると光を干渉して色が見えてきます。 この皮膜の厚さによって、色調が変化します。 また、メッキや染料や塗装と比べ、チタンの機械的物性を失わず、優れた耐候性と質感を保持できます。

表面仕上げはブラスト研磨によって、海面をイメージしたパターンを施し、ツヤ消しで仕上げられています。

公式サイトより引用。公式サイトはこちら

ペン先

ニブはJOWO6号。メーカーのロゴが刻印されたスチールニブ が搭載されています。
接着剤等で固定されていないので簡単に変更できます。カスタマイズが容易でこれは嬉しい。

下の画像のペン先は交換して使用している14金のペン先。

ペン先の購入

海外のサイトではありますが「fpnibs」で検索してみてください。JOWO社、BOCK社をはじめ、様々なメーカーのニブを購入できます。私も何度か購入しています。
スペインのお店なので送料が 4,000円程度、期間は 1週間程度 必要です。
商品の価格によっては 関税が必要 となります。

ペン先を購入した際の記事です。

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クリップ(なし)

クリップは付いていません。

キャップポストできないので、そのまま置くと転がってしまう恐れがあります。
自宅等で ”ゆっくり筆記してください” とメッセージが込められているようにも感じます。

サイズが大きいので持ち歩くということもなかなかないとは思いますが…。

インク補充方式

インク補充方式は カートリッジ/コンバーター両用式。
欧州規格(ヨーロッパ規格)です。コンバーターは付属しています。

サイズ・重さ

長さ147mm
軸のみの長さ136mm
キャップポストした長さキャップポスト不可
軸最大径15.9mm
キャップ最大径15.9mm
重さ
(コンバーターを含め全体)
52.6g
キャップのみ16.0g
軸部のみ36.6g

キャップポストはできません。

特徴は太さ。とにかく太いです。
比較のため モンブラン マイスターシュテュック 149 と並べてみました。149よりも太いです。149の軸の最大径は15.4mmです。プリモ万年筆は15.9mm。

バランス

重心位置は中央のやや後ろ。
サイズが大きいため包み込むような持ち方となり、力まず筆記が可能。ゆったり筆記するのには最高です。長時間筆記も気になりません。

手の小さい方、細かい文字の筆記には向かなそうです。

まとめ【プリモ万年筆[PRIMO]|レビュー】

ワンチャー[Wancher]プリモ万年筆、チタン軸の万年筆。
ペン先は JOWO社製 6号ニブ。ペン先の着脱が可能でカスタマイズも可能です。

記事内の画像では若干クロームメッキのような色になってしまっていますが、実際はもっと明るいシルバーです。不規則な模様で地図を見ているようにも見えます。

特徴は何といっても太さ。
購入前に数値で見ていて「太い」と認識して購入しました。実際手に取ってみると想像以上に存在感を感じます。
先端から太さが同じなため存在感を感じるのだと思います。

ワンチャー[Wancher]は日本製でありながら、日本の万年筆三大メーカーにはないような特徴のある万年筆が多くあります。心に刺さる 1本が見つかるかもしれません。

公式サイトはこちら

プリモ万年筆

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は138本(2024年11月現在)・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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