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ありそうでなかった ボタン式 ロールペンケース(アンドリーベ[&Liebe]|ペンケース)

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記事公開日:2023年10月5日

ありそうでなかった(※)栃木レザー ボタン式 ロールペンケース(5本差し)です。

ロールペンケースは紐をクルクル巻いてとめて使うのが一般的。
これまでいくつかロールペンケースを使ってきましたが、この ”紐をクルクルが面倒…” と感じていませんか?このペンケースはボタン式で ”紐をクルクル…” が不要です。
個人的に ”紐をクルクルが面倒…” と感じており、 ”探していたのはこれだ!” と思い、お迎えしました。

9,800円(2023年10月 時点)ですがこの価格でこのクオリティ。価格以上の価値があると感じます。
※ : 私もクルクル巻くタイプの革製のロールペンケースは以前に使用していました。この記事を書いている今日現在、インターネットで検索を行うと革製のロールペンケースは紐を巻き付けるタイプしか見つかりませんでした。そのためこの表現をしています

気になったところは下記の1点。

  • 収納しているペンの数が少ないとボタンが留めにくい

ボタン式ロールペンケース

アンドリーベ[&Liebe]の 革製ボタン式ロールペンケース、しかも、栃木レザー。栃木レザーは品質が高く大好きなのでテンションが上がらないわけがありません。

そして、ボタン式 ロールペンケースは所有していましたが革製ではなく、布製(キャンバス地)のものでした。はじめての革製ボタン式 ロールペンケースです。

アンドリーベ[&Liebe]とは?

文房具愛あふれるオーナーさんが文房具好きのために立ち上げたブランド。

- 公式サイトより引用 -

Liebe(リーベ)=ドイツ語で”愛着”

自分の好きな万年筆を眺めて愛でる時間。革の経年変化を愉しみ、自分色に育てる体験。こういった時間と体験も一緒にお届けしたいと思っています。
「使うたびに、もっと愛おしく思う」長く使えるだけじゃなくて、長く使いたくなる。あなたにとっての&Liebeの製品が愛着のあるものへと育ってほしい。そんな想いを込めて&Liebeという名前を付けました。

公式サイトにはペンケースができるまでのストーリーも掲載されています。

公式サイトはこちら(公式サイトのリンクです)

下の画像は布製のロールペンケース。
紐を1回半程度巻いてからボタンでとめるタイプです。

特徴

アンドリーベ[&Liebe]ボタン式 ロールペンケースの特徴から。

ボタン式で紐のクルクルが不要
ロールペンケースは紐をクルクル巻いてとめて使うのが一般的ですが、このロールペンケースは紐を巻きつける必要がありません。「クル、パチン」で収納完了です。
上質な栃木レザーを使用
品質の高い栃木レザーが使用されており、経年変化を楽しむことが可能。長年にわたり、よき相棒となってくれます。
太さの異なるペンを収納可能
収納部の幅が3サイズ(30mm、35mm、40mm)あり、太さの異なるペンが収納可能です。
ペン同士を傷つけない
内側には触り心地のいいスウェードが使用されています。さらにフラップが長いので完全にペンを覆い、ペン同士の緩衝を防いでくれます。

作り

作りの詳細を見ていきます。

素材・パーツ

外側に使用されている革はやわらかい栃木レザー。
栃木レザー製品はこれまでも使用していましたが、はじめてのやわらかい栃木レザーです。経年変化が楽しみで仕方ありません。

今回、お迎えしたカラーは ”ナチュラル”。この記事に掲載のカラー以外に ”ブラック” もあります。

下の画像はこれまで使用していた栃木レザーのペンケース。

内側は触り心地のいいスウェード。フラップが長いので完全にペンが隠れます。互いの緩衝を防いでくれます。

このペンケースのポイントであるスナップボタンがいいアクセントに。

高品質なスナップボタン『阿部ハトメ社 ”HASI-HATO”』が使用されています。
使いはじめは少々硬めですが、使っていくうちにほど良い使い心地になると思われます。
また、真鍮製ということなのでこちらもレザーと合わせて経年変化が楽しみです。

縫製

縫製が美しいです。

収納部分の大きな力が加わる箇所は2重に縫合が施されており、長く使っていけそうです。

コバ仕上げ剤は使用されていません。
ロールペンケースの特性上、巻いた際にコバ剤がある場合、バキバキに割れてしまう可能性があるので使用していないと思われます(勝手な推測です)。キレイにカットされているので不要とも思えます。

収納部のサイズ

左側2つは太軸のペン、右側3つは細軸(※)のペンが収納できるサイズ。異なる太さのペンを収納できる作りです。
※ : ”細軸”といっても左側2つと比較して細いという意味で最大径17mm程度まで収納可能

長さ154mmの万年筆も収納可能(一番左)。

細い収納部(30mmの箇所)でもモンブランマイスターシュテュック149を収納できました(上の画像の真ん中)。細い部分には最大径17mm程度のペンが収納可能。ただ、太軸のペンを多く入れるとボタンがとめにくくなるのでほどほどに…。

上の画像は太軸ペンを3本、中太軸ペンを2本入れてみたところです。
ボタンをとめるには少し革を引っ張る必要があり、ちょっと無理があると感じました。さすがによくばり過ぎですね…。”とめる位置を調節ができない” という点がボタン式の弱点です。

通常の消しゴム(※)を収納する場所がないので注意が必要です。
個人的には消しゴムを使う機会がほとんどなく、使う場合もペンタイプのノック式消しゴムなので問題ありません。

※ : 下の画像のようないわゆる一般的な消しゴムです

太軸1本、中太軸4本程度で使うのが無理なく使うことができそうです。
しばらくこれに近い編成で使っていこうと思います。

大きさ・重さ

革製品なので個体差があると思いますので参考値です。

大きさ(※)

250mm
170mm

※ : 開いた状態の大きさです

重さ

重さ83.0g

まとめ【ボタン式 ロールペンケース】

ボタン式 ロールペンケースの特徴

■ ボタン式で紐のクルクルが不要
■ 上質な栃木レザーを使用
■ 太さの異なるペンを収納可能
■ ペン同士を傷つけない

ありそうでなかった栃木レザー ボタン式 ロールペンケース。

収納時の ”紐をクルクル…” が不要。上質な栃木レザーが使用されており、経年変化も楽しめます。太軸のペン、長めのペンも収納でき、大好きな筆記具を連れ出したくなるペンケースです。ペン同士を傷つけない配慮も筆記具好きにはたまらないですね。

贈り物にも喜ばれそうです。

購入はこちら(販売サイトリンクです)

販売サイトに移動します販売サイトを見る >

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は138本(2024年11月現在)・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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