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ツヴァイ ノック式ペンケース(尚貴堂|ペンケース)

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記事公開日:2021年10月23日

尚貴堂 ツヴァイ(Zwei )ノック式ペンケース(2本用) を使ってみた感想(レビュー)記事です。

ペンケースで ”ノック式” という 発想がおもしろいですよね。

特徴をまとめると次の 4つ です。

  • ペンをスリキズから守る
  • ペンをさっと取り出せる
  • 大型ペンも収納可
  • 革が上質
尚貴堂” とは?

オリジナルインクやインクカード、本棚に収納するためのインクケースなど、インク遊びが楽しくなるアイテムを中心に作っているメーカーです。

公式サイト より引用

”尚貴堂” を知ったのは去年か、一昨年だったと思います。

”はちみついんく” で知りました。

当時はインターネットで見かけただけでしたが、先日、近所の書店の文具売り場で見つけて、”はちみついんく” を思わず購入してしまいました。

そこから色々見ていて今回のペンケースを見つけました。

ツヴァイ ノック式ペンケース

ノック式ペンケース?」謎ですよね。
ノック式ペンケースとはノック感覚でペンを取り出す構造を持ったペンケースです。

冒頭で記載した特徴をもう少し詳しく見ていきたいと思います。

キズから守る

ペン全体がレザーで覆われるので、移動時等のスリキズから完全に守ることができます。

ノック式の機能性もバッチリ

ノック機能はおもしろいだけでなく機能的にもしっかりしています。


レザーペンケースは私が所有しているものもそうですが、フタがないことが多いです。

フタがない分、きつくホールドされていて取り出すのに手間がかかることが多いです。

ツヴァイ(Zwei )は ”さっと取り出せない!” というイライラから開放してくれます。

大型万年筆も収納可

モンブラン マイスターシュテュック 149、セーラー万年筆 キングプロフィット(KOP)も収納できる大きさです。

革が上質

こちらに関してはのちほど記載します。
すぐにご覧になりたい方は こちら(ページ内のリンクです)。

ノック式ペンケース?

そもそも、ノック式とはどのような機能なのでしょうか。

文章ではわかりにくいと思うので下の画像をご覧ください。

ノック前

ペンケースの両脇を握り…、下へ ノック

ノック後

ペンが先が出る!

ペン先が出てくるのでさっと取り出すことが可能です。

作り

素材・カラー展開

素材は 牛ヌメ革(ティーポ)です。
発色がよく、とてもキレイです。
カラーは 4種類(公式サイトでは 5種類) あり、こちらは キャメル です。
私は公式サイトから購入しました。

キャメル 以外のカラーは下記の通りです。

  • ブラック
  • レッド
  • ターコイズブルー

ティーポ 良いです!

革製品で伸びると白っぽくなる素材(下記の画像)もあります(革の特性上仕方ないとは思います)。

ティーポ は全く白くなりません。

すばらしいです。

下の画像の黄色い枠内をご覧ください。
何度かペンを入れてノックを行った後です。
ノックするとどうしても革が伸縮するので ひび割れするだろう と思っていました。
しかし、白っぽくなってもいませんし、ほどんどシワも残っていないです。
キレイです。
結構、ハリがあるのにひび割れしない…、なんとも不思議です。

仕上げ

コバ仕上げ剤は塗布はされていません。
おそらく、ノックする際、握るのでコバ剤があると、コバ仕上げ剤がひび割れしてしまうので塗布されていないのかな?と推測します。


若干、革製品特有の粉が出ますが、しばらく使い込めば落ち着くでしょう。

革製品は好きでいくつか所有していますが、そこまで革の種類までは詳しくはありません。
牛ヌメ革(ティーポ)は はじめて購入したのですが発色がよく、とてもキレイです。
エイジングが楽しめるということでとても楽しみ!

サイズ

重さは 21.1g、大きさは 163mm×70mm×30mm です。

最大径 18mm まで収納できるということでしたので、所有しているセーラー万年筆 キングプロフィット(ちょうど最大径18mm)、 モンブラン マイスターシュテュック 149 を収納してみました。

下の画像です。
問題なく収納できています。ペン全てが保護され、キズから守ってくれそうです。光の関係だと思いますが、すでにエイジングシているように見えますね…。

大型万年筆を収納した場合

左が セーラー万年筆 キングプロフィット 、右が モンブラン マイスターシュテュック 149 です。
大型万年筆の場合、大きいので当然長さもあるためノック機能を使わなくても良いかもしれません 汗。

すっぽりレザーで守られています。

中型万年筆の場合

左が モンブラン マイスターシュテュック 146、右が ペリカン スーベレーン M805 です。
中型万年筆もギリギリですがノックせずとも取り出せそうですが、ノック機能が有効活用できそうな印象です。
これより短いペンの場合、ノック機能が本領発揮してくれると思います。

気になるところ

仕組み上、仕方ないのですがここが気になります。
ノックする際、両脇から少し力が入った状態で握るので収納されているペン同士も矢印の方向にどうしても少し移動します。

そのため星印の箇所でぶつかって傷がつくかもしれないです。
少し、慣れるまでは チカラ加減には気を使う 必要がありそうです。

まとめ

ノック式ペンケース” これまで聞いたことのない発想でおもしろいですよね。
発想だけでなく、キズから守ってくれて ”ペンが取り出しにくい!” という、レザーペンケースでありがちなイライラから開放してくれるペンケース。
革も上質でひび割れしない。少し舐めていました。想像以上に良い商品です。
エイジングも とても楽しみです。

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は139本(2024年12月現在)・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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