万年筆メンテナンス

プラチナ万年筆 キュリダス の洗い方(洗浄方法)|メンテナンス

紙とペンのブログ管理者
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記事公開日:2021年7月16日

プラチナ万年筆 キュリダスの 洗い方(洗浄方法) です。
洗浄キットは市販されています。持っていて間違いはないです。

万年筆は定期的なメンテナス、インク交換等で洗浄が必要となることがあります。
通常の万年筆と造りが異なるキュリダス。”どうすればいいんだろう?” と以前、私自身が思ったので記事にしました。

この記事でわかること

■ プラチナ万年筆 キュリダスの分解方法
■ プラチナ万年筆 キュリダスの洗浄方法

洗浄に必要なもの

1 水を入れる容器(コップ、カップ等)

2 洗浄キット(プラチナ万年筆用 洗浄用スポイト)
※:ない場合、面倒ですがコンバーター

3 めん棒


下の画像は 2 の洗浄キット(プラチナ万年筆用 洗浄用スポイト)です。

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※ : 汚れがひどい時の洗浄液がついています

洗浄方法

分解方法

洗浄の前にまず分解から。

キュリダスは分解するのにコツが必要です。
分解方法を記載します。

STEP1

  • ヘッド部分とノック部分を分解する

  • STEP2

  • カートリッジ、コンバーター側を持ち、押し込みながら下にひねり(※ 1)、カートリッジ、コンバーター側を引き抜く(※ 2)
    ※:1枚目、2枚目の画像の赤丸の箇所に突起があります
    ※ 1:3枚目の画像の赤矢印の方向です
    ※ 2:3枚目の画像の黄色矢印の方法です
  • 少しアップ。


    STEP3

  • カートリッジ、コンバーター側を持ち、下方向にひねり(※ 1)、カートリッジ、コンバーター側を引き抜く(※ 2)
    ※:1枚目、2枚目の画像の赤丸の箇所に突起があります
    ※ 1:3枚目の画像の赤矢印の方向です
    ※ 2:3枚目の画像の黄色矢印の方法です
  • 少しアップ。

    洗い方

    STEP1

  • キュリダスを分解する(上記の分解方法参照)

  • STEP2

  • ペン先に洗浄キットをセットする

  • STEP3

  • 水を入れた容器にペン先を浸し、水を出し入れする(※)。
    その後、ペン先をしばらく水に浸しておく(1昼夜程度)。
    ※:水が透明になるまで水を交換し、繰り返す。洗浄キットがない場合、コンバーターで対応になります

  • STEP4

  • ペン先を拭き取り、乾かす(※)
    ※:完全に乾かしてからふたたび使うのがベストだとは思いますが、私はティッシュ等で水気を切ったらすぐに使ってしまいます

  • STEP5

  • めん棒をぬらしてシャッター部分のインクを拭き取る(インクが付着している場合)
  • 下の画像がシャッター部分です。

    ペン先を外した状態ですと、シャッターが空いた状態で掃除可能です。

    先端部の洗浄

    さらに先端部の洗浄が可能ですが、説明書等には記載されていないのでメーカー推奨ではありません。分解は自己責任でお願いいたします。

    注意点

    分解は自己責任でお願いいたします。

    先端部の分解方法

    下の画像の矢印の箇所から分解可能ではあります。
    矢印より前をつまみ、左右にカクカク動かすと少しずつ動くのでその後、まっすぐ引き抜くことができます。
    ゴム板等でつまんで行うと簡単にはずせます。

    下の画像が外した状態。
    先端部のパーツを洗うことができます。

    戻す時は上の画像のように先端の部品はでっぱり(赤矢印)が下、クリップ(青矢印)が上になるように元に戻します。

    まとめ【キュリダス の洗い方】

    分解に少しコツが必要ですが、一度行えば覚えられると思うのでお役立てください。
    もし忘れてしまったら、またこの記事をご覧ください。

    以上がキュリダスの洗い方 でした。

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    ※ : 汚れがひどい時の洗浄液がついています

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    文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は138本(2024年11月現在)・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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