【2004年〜2026年】万年筆はどれだけ値上がりした?日本製・海外製20モデルの価格推移
記事公開日:2026年10月7日

「この万年筆、以前はもっと手頃な価格だったはず…」と感じたことはありませんか?
2004年から現在(2026年)までに万年筆がどれだけ値上がりしたかを調査しました。
調査のきっかけ
先日、久しぶりに日本製万年筆を購入して、思わず「えっ!!」と驚いたので調査してみました。
各メーカーの値上げラッシュであることはもちろん知っていましたが、いざ購入しようとして改めて金額を見ると……ため息しか出ません。
「どれだけ値上がりしたのかがわかったところで仕方ない!」という声が聞こえてきそうですが調査しました。
今後の価格はわかりませんが、欲しいモデルが値上がりするたびに「あのとき買っておけば…」と感じてしまいます。
調査の対象モデル
長く販売されている万年筆でも、国内の販売価格は変わっています。
ただ、昔(2004年)の販売価格と現在の販売価格を比べるだけでは、消費税率の違いまで混ざってしまいます。
そこで、パイロット、セーラー万年筆、プラチナ万年筆の日本製7モデルと、モンブラン、ペリカン、ラミー、アウロラの海外製13モデル、計20モデルについて、日本国内の希望小売価格の推移 を調べました。
趣味の文具箱を全て調べればもっと精度が高く、情報量も多くできそうですが、現段階では下記の計20モデルです。
- パイロット カスタム74
- パイロット カスタム742
- パイロット カスタム743
- セーラー万年筆 プロフィットスタンダード
- セーラー万年筆 プロフィット21
- プラチナ万年筆 #3776 センチュリー
- プラチナ万年筆 プレジデント
- モンブラン マイスターシュテュック145
- モンブラン マイスターシュテュック146
- モンブラン マイスターシュテュック149
- ペリカン クラシックM200
- ペリカン スーベレーンM300
- ペリカン スーベレーンM400
- ペリカン スーベレーンM600
- ペリカン スーベレーンM800
- ペリカン スーベレーンM1000
- LAMY Safar
- LAMY AL-stari
- LAMY LAMY2000
- アウロラ オプティマ
今後、もっと増やしていきたいと思っています。
調査の期間
調査対象期間は 2004年から2026年10月4日まで です。
ただし、すべてのモデルで全期間の資料が揃ったわけではありません。
確認できなかった価格や改定日は、推測で補わず「不明」としています。
私個人が万年筆デビューをしたのが2005年でした。
その時、出会ったのが「趣味の文具箱」でした。「趣味の文具箱 vol.1」の発行が2004年でしたので情報は2004年からとしています。
当時はこのブログも運営していませんでしたので、趣味の文具箱とWeb上の情報を情報源として記事を作成しています。
できる限り正しい情報を記載するように心がけていますが、勘違いや情報の変更などにより、誤りがある場合もあります。ご指摘いただければ加筆、修正しますのでお知らせください。
この記事の調査条件
- 価格確認日:2026年10月4日
- 比較する価格:日本国内の希望小売価格。LAMYの改定資料では「参考価格」の表記
- 金額の表記:原則として税抜に統一。2004年の情報がありますが、当時は内税方式だったため、1.05で割った金額(当時の税率5%)を表示しているためキリの悪い金額もあります。それ以外の場合、補足事項を記載しています
- 対象:通常モデル・通常色・通常ペン先。限定品、特別な装飾や素材、特殊ペン先は原則として除外。ゴールドモデルとシルバー(プラチナ)モデルはゴールドモデル
- 対象外:中古価格、並行輸入価格、販売店の割引価格
「時点」と記載がありますが、その時点の資料で確認できた価格です。その時に値上げ・値下げされたことを意味するわけではありません。
また、資料を確認できた時点の間に、別の改定があった可能性もあります。
メーカー・日本総代理店の資料、販売店の告知を優先しました。
古い価格の一部には当時の報道記事やお店のブログ等も参考にしています。該当箇所には明記しています。
万年筆20モデル|過去の確認価格と現在価格
このグラフだけだと線が多く、わかりづらいので、後ほどメーカーごとに見ていきます。

まず、今回確認できた過去の価格と、調査時点の価格を並べます。
| モデル | 過去の確認価格 | 現在の確認価格 |
| パイロット | ||
|---|---|---|
| カスタム74 | 9,523円(2004年) | 35,000円 |
| カスタム742 | 19,047円(2004年) | 45,000円 |
| カスタム743 | 28,571円(2004年) | 55,000円 |
| セーラー万年筆 | ||
| プロフィットスタンダード | 9,523円(2004年) | 40,000円 |
| プロフィット21 | 19,047円(2004年) | 2025年改定価格32,000円 生産終了の案内あり |
| プラチナ万年筆 | ||
| #3776 センチュリー | 10,000円(2011年発売) | 40,000円 対象型番は生産終了の案内あり |
| プレジデント | 19,047円(2004年) | 68,000円 |
| モンブラン | ||
| マイスターシュテュック145 | 43,809円(2004年) | 126,000円 |
| マイスターシュテュック146 | 56,190円(2004年) | 148,000円 |
| マイスターシュテュック149 | 67,619円(2004年) | 199,000円 |
| ペリカン | ||
| クラシックM200 | 9,523円(2004年) | 21,000円 |
| スーベレーンM300 | 26,666円(2004年) | 生産終了 最終国内定価は未確認 |
| スーベレーンM400 | 26,666円(2004年) | 58,000円 |
| スーベレーンM600 | 33,333円(2004年) | 65,000円 |
| スーベレーンM800 | 47,619円(2004年) | 90,000円 |
| スーベレーンM1000 | 55,238円(2004年) | 110,000円 |
| LAMY(ラミー) | ||
| Safari | 3,333円(2004年) | 5,400円 |
| AL-star | 4,761円(2004年) | 6,700円 |
| LAMY2000 | 19,047円(2004年) | 45,000円 |
| アウロラ | ||
| オプティマ | 40,952円(2004年) | 115,000円 |
※:「2004年」と記載されているものは『趣味の文具箱 vol.1』(2004年8月9日発行の巻末。AL-starのみ P.92)誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
各価格の対象仕様・出典・確認上の注意点は、以下のブランド別の項目に記載しています。
カスタム74・742・743の価格推移

カスタム74は通常ペン先(C・MSを除く)、742・743は黒軸の通常モデルを対象にしています。画像はカスタムとカスタムヘリテイジ。
2004年時点の価格は3モデルとも趣味の文具箱の金額を1.05で割った金額(当時の税率5%)を掲載しています。当時は内税方式でした。
個人的にはパイロットの万年筆を一番初めに手にしたため、74が1万円、742が2万円、743が3万円という型番ルールで覚えていました。いつしか…悲しいですね…。上がり過ぎです。
| 時点・改定日 | カスタム74 | カスタム742 | カスタム743 |
| 2004年(※) | 9,523 (税込)10,000 | 19,047 (税込)20,000 | 28,571 (税込)30,000 |
|---|---|---|---|
| 2019年1月1日改定後 | 12,000 | 20,000 | 30,000 |
| 2024年1月1日改定後 | 16,000 | 24,000 | 36,000 |
| 2024年10月1日改定後 | 20,000 | 30,000 | 40,000 |
| 2025年10月1日改定後 | 25,000 | 35,000 | 45,000 |
| 2026年7月1日改定後 | 35,000 | 45,000 | 55,000 |
※:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
カスタム74は、10,000円から現在の35,000円へ。特に2024年以降は、公式の改定表で複数回の値上げが行われていることがわかります。
742・743についても、2024年1月の改定前価格はそれぞれ20,000円・30,000円と公式資料で確認できます。
グラフにすると下のようになります。

出典
プロフィットスタンダード・プロフィット21の価格推移

プロフィットスタンダードは14金ペン先、プロフィット21は大型21金ペン先を対象にしています。
「プロフィットスタンダード21」は別モデルなので含めていません。ズーム・ミュージックも比較対象外です。
| 時点・改定日 | プロフィットスタンダード | プロフィット21 |
| 2004年(※1) | 9,523 (税込)10,000 | 19,047 (税込)20,000 |
|---|---|---|
| 2020年9月改定直前 | 12,000 | 20,000 |
| 2020年9月1日改定後 | 13,000 | 25,000 |
| 2022年8月1日改定後 | 16,000 | 30,000 |
| 2025年2月1日改定後 | 20,000 | 32,000 |
| 2026年2月1日改定後 | 40,000 | 生産終了(※2) |
※1:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
※2:プロフィット21と同等のものとして、21金ペン先では「プロフェッショナルギア」が70,000円、14金ペン先の「プロフィット14」が50,000円、18金ペン先の「プロフィット18」が60,000円です。凄まじい勢いで値上がりしています。
プロフィットスタンダードは2026年2月に20,000円から40,000円へ改定されています。
一方、プロフィット21は「生産終了」として案内されました。
今回、メーカーの生産終了告知日と最終国内定価の確定資料までは確認できなかったため、32,000円は 2025年の改定表で確認できた価格 として掲載しています。
グラフにすると下のようになります。

出典
#3776 センチュリー・プレジデントの価格推移

#3776 センチュリーはブラックインブラックなど通常のゴールドトリム、プレジデントはPTB-20000Pを対象にしています。
センチュリーのロジウム仕上げや限定モデル、プレジデントの銀色トリムは別価格です。
#3776 センチュリーは2011年発売のため、2004年時点では未発売です。
それ以前の「#3776 バランス」というものがあったようですが、センチュリーの価格としては扱っていません。
| 時点・改定日 | #3776 センチュリー | プレジデント |
| 2004年(※) | 未発売 | 19,047 (税込)20,000 |
|---|---|---|
| 2011年 | 10,000 | 20,000 |
| 2019年1月10日リニューアル | 13,000 | 20,000 |
| 2023年1月16日改定後 | 20,000 | 25,000 |
| 2025年1月1日改定後 | 20,000 | 35,000 |
| 2025年6月1日改定後 | 28,000 | 35,000 |
| 2026年1月1日改定後 | 40,000 | 68,000 |
※:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
2019年にはキャップリングの加工方法が変わり、2023年の改定資料には新価格20,000円以上の万年筆へのコンバーター付属が記載されています。
長期間の比較には、こうした仕様・付属品の変更も含まれます。
グラフにすると下のようになります。

私が知っている限り、プラチナ万年筆は#3776 センチュリーは「PNB-15000」のように定価の「15,000円」を表していたという認識でしたが、もう全然関係なくなってしまいました。
実売価格は10,000円を切っていたような気がしています。
#3776 センチュリーの対象型番は2026年10月に生産終了を発表
プラチナは2026年10月1日、PNB-15000とPNB-18000CRの生産終了を発表しました。在庫がなくなり次第、販売終了とのことです。
#3776 センチュリーに代わる何か新しい商品が登場するのでしょうか?
この記事の40,000円は、対象となるPNB-15000の最終的な販売価格です。
出典
- 趣味の文具箱 vol.1
- オフィスマガジン
- プラチナ万年筆・2023年改定表
- プラチナ万年筆・2025年1月改定表
- プラチナ万年筆・2025年6月改定表
- プラチナ万年筆・2026年1月改定表
- プラチナ万年筆・センチュリー生産終了のお知らせ
- プラチナ万年筆・現行商品情報
マイスターシュテュックの価格推移

画像の万年筆はプラチナラインですが、価格の対象は、ブラック軸にゴールド装飾を組み合わせた通常モデルです。
145は「クラシック」、146は「ル・グラン」にあたります。
| 確認時点・改定日 | 145 | 146 | 149 |
| 2004年 | 43,809 (税込)46,000 | 56,190 (税込)59,000 | 67,619 (税込)71,000 |
|---|---|---|---|
| 2005年 | 不明 | 56,190 (税込)59,000 | 不明 |
| 2007年 | 不明 | 68,000 | 80,000 |
| 2013年 | 53,000 | 70,000 | 85,000 |
| 2014年 | 58,000 | 70,000 | 94,000 |
| 2016年 | 不明 | 74,000 | 99,000 |
| 2017年 | 58,000 | 67,000 | 90,000 |
| 2026年10月確認 | 126,000 | 148,000 | 199,000 |
※:2004年の金額は『趣味の文具箱 vol.1』(2004年8月9日発行、28ページ)の掲載の金額です。145が46,000円、146が59,000円、149が71,000円と掲載されています。誌面の表記はいずれも税込価格です。キリのいい金額ですが、当時は内税方式でした。2005年も同様です。2007年は内税方式記載でしたが割るとキリのいい金額だったので税抜を記載しています
2017年以降も価格改定が行われていたようですが、調査しきれていません。
グラフにすると下のようになります。

値下げされたこともある
今回の調査で興味深かったのが、値下げされていることもある ことです。
現在価格だけを見ると一貫して値上がりしてきたように感じますが、途中には値下げもありました。
2016年に円安傾向にともない一度値上げが行われた後、円高に基調に変わったため、異例の価格改定が行われたようです。
価格の推移を知るには、過去と現在の2点だけでなく、途中の改定を見ることもおもしろいなと思いました。
ただ、昨今の状況を考えると、今後下がることはないんだろうとは思います。
2017年7月と現在を比較すると、145・146・149はいずれも税抜価格で約2.2倍になっています。
2017年から現在までも何度か価格改定が行われていたようですが、すべての改定日・改定額を確認できていません。
出典
- 趣味の文具箱 vol.1、vol.8、vol.25、vol.30、vol.39
- ナガサワ文具センター「モンブラン値下げのお知らせ」
- Oro-Gio「MONTBLANCの価格改定について」
- Oro-Gio「MONTBLANCの価格改定のお知らせ」
- スミ利のブログ・2017年7月
スーベレーンの価格推移

ペリカンは、趣味の文具箱 vol.1 に価格が掲載されていました。
この資料から、M300〜M1000については2004年の価格まで確認できました。
2004年から2014年までの価格
| 時点・改定日 | M300 | M400 | M600 | M800 | M1000 |
| 2004年(※) | 26,666 (税込)28,000 | 26,666 (税込)28,000 | 33,333 (税込)35,000 | 47,619 (税込)50,000 | 55,238 (税込)58,000 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005年 | 28,000 | 28,000 | 35,000 | 50,000 | 58,000 |
| 2007年 | 不明 | 不明 | 不明 | 50,000 | 58,000 |
| 2013年 | 30,000 | 30,000 | 38,000 | 50,000 | 68,000 |
| 2014年 | 35,000 | 30,000 | 40,000 | 50,000 | 70,000 |
※:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
2014年以降に確認できた価格改定
| 改定日・確認時点 | M400 | M600 | M800 | M1000 |
| 2014年11月1日改定 | 32,000 | ― | 52,000 | ― |
|---|---|---|---|---|
| 2022年12月改定直前 | 40,000 | 45,000 | 60,000 | 78,000 |
| 2022年12月1日改定後 | 45,000 | 50,000 | 68,000 | 85,000 |
| 2023年12月1日改定後 | 50,000 | 55,000 | 78,000 | 95,000 |
| 2024年12月15日改定後 | 58,000 | 65,000 | 90,000 | 110,000 |
| 2026年10月確認 | 58,000 | 65,000 | 90,000 | 110,000 |
「―」は、その改定告知に対象モデルの記載がないことを示します。2014年から2022年の間の改定履歴は、すべてを確認できませんでした。
M1000のBBなど、特殊なペン先の価格は上表に含めていません。
M800は2004年の47,619円に対して現在は90,000円で、約1.89倍です。
また、M400は26,666円から58,000円となり、約2.18倍になっています。
グラフにすると下のようになります。


出典
- 趣味の文具箱 vol.1、vol.3、vol.8
- フルハルターの2014年改定告知
- フルハルターの2022年改定告知
- フルハルターの2023年改定告知
- フルハルターの2024年改定告知
- 三越伊勢丹・M800
M300の最終定価は未確認
M200のブラックは、現在の希望小売価格が21,000円です。
ただし、その後の改定履歴は今回の調査では確認できませんでした。
M300は、2014年の35,000円という記録が残っています。
その後、専門サイト「The Pelikan’s Perch」が、ペリカン担当者への確認に基づき2020年の生産終了を報告しています。
生産終了直前の最終国内定価は未確認 です。
出典
LAMY 2000・Safari・AL-starの価格推移

SafariとAL-starは通常色の万年筆、LAMY2000は通常のブラック軸「L01」を対象にしています。
Safari・AL-starの限定仕様、LAMY2000のメタルモデルは含めていません。
| 確認時点・改定日 | Safari | AL-star | LAMY2000 |
| 2004年(※) | 3,333 (税込)3,500 | 4,761 (税込)5,000 | 19,047 (税込)20,000 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月改定直前 | 5,200 | 6,000 | 41,000 |
| 2026年1月1日改定後 | 5,400 | 6,700 | 45,000 |
※:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
2026年1月1日の変更は、三菱鉛筆のLAMY価格改定一覧で確認できます。
現在の税込価格は、Safariが5,940円、AL-starが7,370円、LAMY2000が49,500円です。
2009年から2025年までの途中の改定履歴はすべて特定できていません。
過去と現在を比較すると価格は上がっていますが、その間ずっと同じペースで上昇してきたとは限りません。
グラフにすると下のようになります。

出典
- 趣味の文具箱 vol.1
- LAMY 2026年1月1日価格改定商品一覧(PDF・名古屋エコール掲載)
アウロラ オプティマの価格推移

オプティマは、14金ペン先の通常マーブルモデル、主にブルーGT・ブルーCTを基準にしました。限定モデルやミニ・オプティマは含めていません。
| 確認時点・改定日 | 価格 | 確認できた資料 |
| 2004年(※) | 40,952 (税込)43,000 | 趣味の文具箱 |
|---|---|---|
| 2009年1月 | 57,000 | 当時の記事に 税込59,850円と掲載 |
| 2022年11月改定直前 | 68,000 | 日本総代理店の改定表 |
| 2022年11月1日改定後 | 83,000 | 日本総代理店の改定表 |
| 2025年6月 | 95,000 | 販売店による定価記録 |
| 2026年10月確認 | 115,000 | 日本総代理店の商品掲載価格 |
※:2004年の金額は誌面の表記はいずれも税込価格でキリのいい金額でした(当時は内税方式)。そのため、1.05で割った金額(当時の税率5%)の円未満は切り捨てています。
2009年の記事にある57,000円と現在の115,000円を比較すると、税抜価格では約2倍になっています。
ただし、57,000円から68,000円、83,000円から95,000円、95,000円から115,000円になった正確な改定日は未確認です。
2025年10月の改定予告は確認できましたが、今回の資料だけでは115,000円への変更日と確実に結び付けられませんでした。
グラフにすると下のようになります。

出典
価格推移から見えること

同じ万年筆でも、購入を考える価格帯は変わっている
日本製ではカスタム74が2016年の10,000円から現在の35,000円に変わっています。
海外製では、ペリカンM400は2005年頃に税抜28,000円だったものが、現在は58,000円。LAMY2000は2009年の23,000円から45,000円になっています。
同じモデル名でも、以前の価格を知っている人と、今から購入を検討する人では、感じるハードルが違っていても不思議ではありません。
値上げ幅だけで、ブランドや製品の価値は決められない
この記事で比較しているのは、確認できた国内の販売価格です。
製品の細かな仕様変更や、物価・所得の変化まで揃えた比較ではありません。また、比較開始年もモデルごとに異なります。
価格推移は購入を考える材料の一つになりますが、実際に選ぶ際には、ペン先の感触、軸の太さ、重さ、インクの補充方式など、自分の使い方に合うかどうかも大切です。
まとめ

今回調べた日本製・海外製万年筆では、過去と現在の価格を確認できた現行モデルはいずれも、比較した過去の時点より価格が上がっていました。
非常にレアなケースですが、モンブランのように途中で値下げされたモデルもあります。
「昔より高くなった」という印象を、具体的な金額と改定履歴で振り返ると、モデルごとの違いが見えてきます。
ただし、すべての年の価格や改定日を確認できたわけではありません。
この記事では、確認できた情報と不明な部分を分けて掲載しています。
古いカタログ、趣味の文具箱や価格表などの資料が見つかった際には、出典を確認したうえで情報を追加していきたいと思います。
できる限り正しい情報を記載するように心がけていますが、勘違いや情報の変更などにより、誤りがある場合もあります。ご指摘いただければ加筆、修正しますのでお知らせください。
※掲載価格は2026年10月4日までに確認した情報です。リンク先の現行価格は、今後変更される場合があります
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